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植物と本

各種検査

血液検査

血液検査は現在の健康状況を評価・診断するため、主に以下の目的で行います。

  • 健康状態の確認
    定期的な健康診断の一環として全体的な健康状態を確認するために行います。

  • 病気の診断
    特定の症状や異常がある場合、その原因を特定するために行います。例えば、感染症、貧血、糖尿病、肝臓や腎臓の疾患などを診断します。

  • 病気の経過観察
    既に診断されている病気の進行状況や治療の効果を確認するために行います。例えば、糖尿病の管理、コレステロール値のモニタリングなどです。

  • 治療の計画
    薬物治療や手術などの治療方法を決定するために必要な情報を得るために行います。

  • 予防医療
    リスク要因を早期に発見し、生活習慣の改善や予防措置を講じるために行います。例えば、高血圧や高コレステロール血症の早期発見などです。

内視鏡検査

先端にカメラが付いた細長く柔軟な管<内視鏡>を使って、胃や大腸の内部に潰瘍・ポリープ・炎症・腫瘍などの異常がないか直接観察します。
小さなポリープ等はその場で切除することができます。切除採取したポリープは病理検査により、癌かどうかを判定します。

ご予約方法などにつきましては詳細ページ(内視鏡検査について)をご覧ください。

内視鏡室の様子

マンモグラフィ

乳房の内部をX線を用いて撮影し、乳がんの早期発見や診断に必要な画像を撮影します。

乳がんの早期発見と診断において重要な役割を果たしており、特に40歳以上の女性には定期的な検査が推奨されています。

乳がん検査には、マンモグラフィ以外にも超音波検査があります。超音波はしこりの有無が判定しやすいものの、石灰化が見つけにくいというデメリットがあります。

当院では、マンモグラフィと超音波のセット検査をお勧めしています。

  • 乳がんの早期発見
    無症状の女性を対象に、定期的に行うことで、乳がんの早期発見に寄与します。

  • 症状の評価
    しこりや乳房の変化など、異常が見られた場合に、その原因を特定するために行います。

  • 治療後のフォローアップ
    乳がん治療後の再発や新たな病変の有無を確認するために行います。

エックス線検査

エックス線を用いて身体内の様子を透視・撮影し、診断や治療方針を決定する検査です。骨や内臓、胸部、腹部など様々な部位の状態を確認することができます。なお、エックス線は放射線であるため、リスクは非常に少ないですが、低量の放射線に被ばくすることになります。

  • 骨の検査
    骨折や骨の異常を確認します。

  • 胸部の検査
    肺炎、結核、肺がんなどの肺の病変を確認するために行われます。また、心臓の大きさや形状の異常を確認します。

  • 腹部の検査
    腹痛や膨満感、便秘、嘔吐症状の際に、消化管の異常や結石(腎結石、胆石)の有無を調べるため腹部X線検査を行うことがあります。例えば便秘の場合は、腸管ガス像により便の具合が判断できます。

  • 関節の検査
    関節炎や関節の変形を確認します。

CT検査

CT検査(コンピューター断層撮影検査)は、エックス線とコンピュータを用いて身体の内部を詳細な断層画像として表示する画像診断方法です。通常のX線検査よりも高い解像度で体内の構造が観察できるため、多くの病気や異常の診断に役立ちます。

  • 腫瘍や癌
    腫瘍の位置、大きさ、形状を詳細に把握し、がんの診断に役立てます。また治療後の再発の有無を確認します。

  • 出血や損傷
    頭部外傷や内臓の損傷を確認します。

骨密度検査

超音波により骨密度を測定し、骨粗しょう症や代謝性骨疾患等の診断、治療経過観察を行います。

測定部位は踵(かかと)です。超音波パルス反射法と超音波パルス透過法の併用で、踵骨まわりの肉質を除外し、踵骨だけを測定することができます。

エックス線を使用しないので、妊産婦や若年者にも使用できます。

動脈硬化検査

血圧脈波検査装置を用いて動脈硬化の検査を行います。

​両腕と両足の血圧を計測し、心電図、心音図、頸動脈脈波図、股動脈脈波図、四肢の脈波図を同時に採取して、動脈の伸展性および下肢血管の血流障害の程度を検査します。

​動脈硬化の程度は、CAVI(心臓足首血管指数)と、ABI(足関節上腕血圧比)の結果で分かります。

  • CAVI(心臓足首血管指数)
    ​動脈の硬さの程度を表しています。年齢が高くなるに従って値が高くなります。正常範囲は8未満です。

  • ABI(足関節上腕血圧比)
    足の動脈の詰まりの程度を表しています。ABIの値が低くなるに従って、狭窄や閉塞の可能性が高くなります。
    標準値は0.91~1.4です。

動脈硬化はあまり自覚症状がありませんが、放置すると狭心症・心筋梗塞・脳出血・脳梗塞など命にかかわる疾患の原因となりますので、定期的に検査を受けて、早期発見と治療を心掛けましょう。

心電図検査

四肢と胸部に電極を装着し、心臓から出る電気による電位差を計測することで、心臓の健康状態を評価します。検査できる主な項目は次の通りです。

  • 心拍数とリズム
    心拍数や心拍リズムの異常検出。不整脈の特定。

  • 心筋梗塞

  • 狭心症

  • 心肥大(心臓の大きさや位置)

  • 心臓への負荷

  • 電解質異常
    低カリウム血症や高カリウム血症の兆候。

  • ​ジギタリス薬などの薬物の影響

​超音波(エコー)検査

超音波検査(エコー検査)は、超音波と呼ばれる高周波の音波を使って体内の様子を画像で観察する検査です。音波を体に当て、その反射をコンピューターで処理して画像を作ります。痛みがなく、放射線も使わないため、安全で簡単な検査方法です。

検査は通常、体の表面にジェルを塗り、プローブと呼ばれる装置を当てて行います。ジェルは音波の伝わりを良くするために使われ、冷たく感じることがありますが、特に痛みはありません。

​次の部位について検査することができます。

  • 心臓

  • 乳腺

  • 腹部

  • 甲状腺

  • 前立腺

  • 体表

  • 頸動脈

  • ​上下肢動脈

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